生命・進化・加速
ウイルスは生命か
代謝を持たないが、進化する。境界上の存在と、ミームや P2P ノードとの類似。
問い
ウイルスは、三条件のうち、自己複製は、宿主の力を借りて行い、代謝を自分では持たず、境界(殻)は、持っています。
| 条件 | ウイルス |
|---|---|
| 自己複製 | 宿主の細胞の装置を借りる(単独ではできない) |
| 代謝 | 持たない(リボソームも持たない) |
| 境界 | タンパク質の殻(カプシド)、膜を持つものもある |
| 進化 | する(変異と選択) |
立場
- 非生物とする見方:代謝を持たず、宿主なしでは何もできない。
- 生命の境界とする見方:進化する情報の単位であり、遺伝情報を持つ。
- ウイルスセル:感染した細胞を、ウイルスの「生きている形」とみる見方(フォルテール、2012年頃)。
巨大ウイルス
2003年に、ミミウイルスが報告されました。ゲノムが約120万塩基対と大きく、細菌のいくつかより大きい。ウイルスと細胞の境界を、揺るがしました。
情報の複製子として
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』(1976)は、ミームを、文化の複製単位として提案しました。思想が、人から人へ、複製される。この団体の「種」も、ミームの一種です。
P2Pノードと、同意の問題
訪れた人のブラウザが、裏で複製に参加する仕組み(Phoenix Mesh に参加する:四つのレベル)は、宿主の資源を借りて増えるという点で、ウイルスに似ています。生物学では、宿主の同意はありません。人間の社会では、同意がなければ、問題になります(ミラー運用の点検:リスクと改善案)。
ウイルスから学ぶこと:代謝を持たず、他者の資源に頼って増える仕組みは、強力だが、宿主を消耗させ、反発を呼ぶ。P2Pは、共生(宿主にも利益がある)の側に立つ。
関連項目
Wikipedia ミラーで読む(wikipedia-is-dead.com)
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