生命・進化・加速
生命の起源:三つの仮説
化学進化(原始スープ)、熱水噴出孔、宇宙由来。地球誕生から最初の生命まで。
時間の枠
| 年代(現在から) | 出来事 |
|---|---|
| 約46億年前 | 地球の誕生 |
| 約40億年前以降 | 冥王代の末〜太古代。生命の誕生が起きうる時期(推定) |
| 約35億年前 | 最古級の生命の痕跡(ストロマトライトなど。解釈に争いあり) |
主な仮説
| 仮説 | 内容 | 代表的な人・実験 |
|---|---|---|
| 化学進化(原始スープ) | 原始の海や大気で、雷や紫外線により有機物が生じ、生命に至った | オパーリンとホールデン(1920年代)、ミラーとユーリーの実験(1952) |
| 熱水噴出孔 | 海底の熱水噴出孔の、化学エネルギーと鉱物の微細な孔が、生命の場になった | ラッセル、ニック・レーンらのアルカリ性熱水噴出孔説 |
| 宇宙由来(パンスペルミア・地球外有機物) | 生命や、その材料が、宇宙から来た | アレニウス(1903)。小惑星リュウグウの試料から、アミノ酸やウラシルが検出(はやぶさ2、2022〜23年の報告) |
RNAワールド
RNAは、遺伝情報の保持と、触媒(リボザイム)の両方を担えます。「最初の自己複製分子はRNAだった」という仮説で、ギルバート(1986)が名づけました。チェックとアルトマンの、RNAの触媒作用の発見(1989年ノーベル化学賞)が、手がかりです。
未解決の問い
- 無生物から、生物への連続的な道筋は、実験室で完全には再現されていない。
- どれか一つの仮説が正しいとは限らない。複数が重なった可能性もある。
- 生命の定義によって、「起源」の線の引き方が変わる(生命の定義:三つの条件)。
この団体にとって
起源の問いは、最小の自己複製する構造の問いです。組織の「種」(プリミティブコード:種(シーズ)という価値)も、同じ問いを立てます。何が最小で、何があれば、自走するのか。
関連項目
Wikipedia ミラーで読む(wikipedia-is-dead.com)
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